銀塩白黒フィルム情報アップデート/ 2019.02
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新登場!ぶっちぎりに変態度の高いフィルム、フォマ レトロパン /FOMA RETROPAN 320。ピクトリアリスム風の画が得られますが、使いこなすにはコツが必要です。どろのようなハイライト。全然きらきらしません。このフィルムについて下記の記事で詳しく紹介しました。
新登場!HR-50!
技術用途に使用される高解像度フィルムを応用した製品。ADOXのSpeed Boost テクノロジーで、フィルムの感度をISO50まで上げ、コントラストは下げる調整がされています。これにより通常用途で使用可能なフィルムになっています。
近赤外領域まで感光性があるため、黄色、オレンジ、赤フィルターを用いることで擬似的な赤外線写真の効果が得られます。
高シャープネス、超微粒子。
Adox HR-Dev、Adox Atomal 49、Rollei Supergrain などの補正効果の強い現像液が最適です。特に専用現像液のAdox HR-Devを使用すると、画像の最暗部から最も明るい部分まで質感を表現することができます。
スカーラ!
かつてアグファが製造していたあの伝説的白黒リバーサルフィルムが復活!ADOXがアグファのレシピを元に再開発。ISO160、微粒子。リバーサル現像処理に特化した設計。最大濃度は3.0以上になるため、スライドにすると印画紙プリントでは実現できない美しいコントラストの映像が得られます。ネガとして使用する場合は感度は80~100程度になります。
Silversaltがリバーサル現像サービスを行っています。
Adox Scala リバーサル現像サービス
再登場!KODAK PROFESSIONAL T-MAX P3200 フィルム(P3200TMZ)。T-MAX P3200 の通常感度はISO800ですが、製品名の「P」は増感特性に優れていることを意味しており、ISO3200またはそれ以上の増感が可能です。
富士フィルムは、2018年10月出荷分を最後に写真用白黒フィルムの販売を終了しました。
いま買える写真用白黒フィルムの最新リストを公開しています!