2020年版|フィルムスキャナを現役で使う方法について:Nikon SUPER COOLSCAN 9000 ED

Nikon SUPER COOLSCAN 9000 ED

そのフィルムスキャナー、まだ使えます!

 

リモートワークで自宅で過ごす時間が増えて、趣味との付き合い方を見直す方もいるのではないかと思います。私はなぜか自家培養酵母(サワードウ)でパンを焼きはじめてしまいました。面白いけれど難しいです。現像テストを繰り返すフィルム現像に似ていますね。市販の現像液に満足できなくて自分で現像液を設計し始めるのと、酵母を自家培養してパンを焼くのが、同じくらいの沼ハマり具合かもしれません。

 

サワードウで作ったライ麦パン

 

いやパンの話はどうでもよくて、フィルムスキャナーに関する問い合わせを最近多くいただくようになっています。フィルムを整理する作業をされる方が増えたのでしょうか。

100万円以上のフィルムスキャナーにも引けを取らない性能を誇るNikon Super CoolScan 9000EDは、メーカーのNikonから切り捨てられた少しかわいそうな機材です。ここ最近はアナログ写真の存在感が安定してきて、まさに9000EDが活躍する機運だと思うのですが、残念ながら公式のサポートは打ち切られています。とはいえ、もちろん、まだまだ使えます!

9000EDの延命作戦の基本はこちらの記事に書きました。使用するソフトウェアなどについては前回記事も合わせて参照してください。

 

今回は、Windows10での使用について情報をいただきましたので共有したいと思います。

 

Windows 10で Nikon SUPER COOLSCAN 9000 EDを使う方法

 

前回の記事ではWindowsマシンも変換アダプタを数珠つなぎする方法をおすすめしていました。

 

押忍!押忍!

 

その理由はIEEE 1394のインターフェースボードがなかったからです。

しかし現状ではWndowsでこの方法はあまりおすすめできません。というのは、変換アダプタをつなげても9000EDを認識してくれないからです。そしてそのかわりに、最新OSで使用できるインターフェースボードが登場しています!押忍!

 

Windowsマシンでアダプタ数珠つなぎはおすすめしません

 

Intel製プロセッサーのパソコンで変換アダプタ数珠つなぎをする場合は、Thunderboltバスドライバーをインストールする必要があります。詳しくは下記のページを参照してください。

 

しかしAMD製プロセッサーのパソコンでは上記のようなサポートがないようです。 

 

そこでやっぱりインターフェースボード増設!

 

前回の記事を書いた時点では安定して使えるIEEE 1394インターフェースボードがなかったのですが、現在はいくつか製品が出ています。もちろんWindows10対応!

そして中にはMac OS対応のものもあります。Mac Proを使っている場合はもしかするとこのインターフェースボードでいけてしまうかも!

Windows10では、インターフェースボードを使って問題なく9000EDを使用できたとご報告をいただきました。

 

プラグ&プレイ。 Windows 98se / me / 2000 / XP / server 2003 / Vista / 7 32ビット/ 64ビット/ win8 / win10 / Mac OSに対応しています。

 

PCI-Expressリビジョン1.0aに準拠しています。IEEE 1394 OpenHCI仕様V1.1およびV1.2に準拠しています。

 

 

 

最大転送速度 400Mbps(理論値)に対応した、IEEE1394a インターフェースボード

 

これで使える!…けれど修理になったら…

 

これでパソコンと9000EDを安定して接続することができます!しかし…

そう、いつかはやってくる物理的故障。最近の問い合わせにも「フィルムホルダーが取り出せなくなった」という件がありました。

いちおう、ニコンの修理センターの連絡先をお伝えしましたが、部品の備蓄などもないでしょうから、対応してもらえない可能性が高いと思います。

 

ニコン修理センター

https://www.nikon-image.com/support/repair/receipt/repair_center/index.html#contact-info

 

もし、9000EDの修理を引き受けてくれるところをご存知の方がいらっしゃいましたら、情報をお寄せくださると嬉しいです!