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はじめての、アナログ写真ワークショップ
フィルム写真に関心を持つひとがふえてきていますが、いまいち踏み出せないという声もよく聞きます。
写真に興味はあるけれど経験がないし、難しそう
どこから始めればいいのかわからない
写真に詳しい人に教わるとなんだか怖そう
内容についていけるか心配
自分でちょっと撮ってみたけれど、なんかちがう…これじゃないフィルムで撮ると味のある写真になるってほんとうなの?
ぶっちゃけ、フィルム写真ってインスタグラムのフィルターと何がちがうの?
そんな声におこたえして、写真を撮るのが初めての人にも楽しんでもらえるワークショップを企画しました!これまでにないアプローチで、心配や不安を解消しながら、ほんとうに楽しいアナログ写真をスタートできます。
デジタル写真の時代のはじめてのアナログ写真ワークショップ。それでは内容を紹介していきます!
史上初? 写真を教えない写真ワークショップ
このワークショップでは写真を教えません。勉強要素ゼロです。難しい用語も暗記もありません。もちろん疑問や質問があるときはおこたえしますが、実質なにも教えません。
ではなにをやるのかというと、写真を実際に体験していきます。
私たちは誰もが「写真とはこういうものだ」という先入観を持っていますが、それをいちどおいて、写真を最初から体験していきます。そしてその中で自分が写真でやりたいことを見つけていきます。
ちなみに、なぜこんなことをやるのかというと、写真には「正しいやり方」がないからです。しかし、写真のことを解説しはじめると「正しく学ばなくては!」という雰囲気になりがちです。でも正しい写真はないのですから、そうなると学べば学ぶほど目的がわからなくなっていってしまいます。
ほんとうは、自分が写真でやりたいことがあって、そのために必要なことを理解していればいいわけです。ですから、このワークショップでは、まず写真について自由な見方をもつことから始めます。そしてそこから、自分が作りたい写真を見つけていきます。
「写真」というアイデア
17世紀の画家フェルメールの時代からデジタルカメラの現在まで、「写真」の基本のアイデアは変化していません。レンズと箱と光で描く画。それだけです。簡単!
「写真」はアイデアの寄せ集めです。いろんなひとたちが思いついた工夫を重ねてきたものです。ですから、私たちも自分のアイデアを盛り込んで自分の写真を作っていきましょう!
光の絵
カメラの映像を画にするために、フェルメールの時代は顔料の絵の具を使いましたが、アナログ写真では光が当たると黒くなる「絵の具」を使います。それが銀です。
このワークショップでは最初にもっともシンプルなカメラで実際に撮影を体験しながら、写真というアイデアを体験していきます
写真の見方、写真の味方
写真がアイデアでできているのなら、写真を見ることもアイデアです。写真を見て「好き」という感覚を他の人と交換できると、もっと楽しくなります。まずは「好き」を言葉にしてみることから始めてみます。
光をとらえる工夫
カメラ操作や露出などの知識に対して「難しそう…」という印象を持っている人は多いと思います。
しかし大事なことは「正しい手順」を覚えることではありません。自分の目的にあったことをやればいいだけです。それに自分のアイデアで工夫して変えていってもOKです。それはカメラの使い方も同じです。
ワークショップでは写真の基礎を体験して理解していきます。暗記が必要な知識はありません。
撮影実習:自分の作品を撮ってみよう!
いよいよ自分のカメラで撮影してみます(カメラのレンタルもできます)。撮影にあたり注意事項はひとつだけです。自分が撮りたいかっこいい写真だけを撮ってください。
使用するフィルムはILFORD XP2 super。現像ラボに出しても高品質な白黒写真が得られるフィルムです。撮影後はプリントまでラボにおまかせ。
※ふつうの白黒フィルムは自分で現像するほうが高品質な写真になります。
作品を見て話す
最後は実習で撮影した写真を見せ合いながら講評会を行います。作品のアイデアの交換です!
はじめてのアナログ写真ワークショップ終了。
— 東京オルタナ写真部 Tokyo Alternative Photography (@TokyoAltPhoto)August 2, 2020
初の「写真を教えないワークショップ」の試みでしたが、撮影実習の結果には、それぞれの作家性が見事に現れていました。みんな本当に初めて?こんなの見たことがないです。素晴らしい、大成功!また開催します! pic.twitter.com/S9vSdgwe4C
暗室ワークショップと基礎クラス(別途開催)
できあがったネガフィルムを使って暗室で自分でプリントしてみたい人のために、暗室プリントワークショップを別途開催します。このワークショップの最終回にて参加希望をうかがいます。
白黒銀塩写真の表現にさらに関心がある方は、アナログ写真ワークショップ基礎クラスに割引価格でご参加いただけます。
はじめてのアナログ写真ワークショップ:開催概要
ワークショップについて
このワークショップは、はじめての写真ワークショップです。
写真がはじめての人のために、写真のはじまりから体験していく、はじめての写真ワークショップです。
まちがいなく楽しいワークショップなので、初心者ではない方も参加したくなると思います。そういう場合は、ばれないようにこっそりご参加ください。
※先入観をおいて自由な目で写真を考えるワークショップですから、「写真とはこういうものだ!異論は認めない」という方はあまり楽しめないかもしれません…。
初めてフィルムを触る方からご参加いただけます。
フィルムカメラを持っていない方も参加できます。35mmか120サイズのフィルムを使用するカメラを使います。
アイデアを楽しむワークショップです。
写真を「光の絵」というアイデアとして理解していきます。知識やノウハウよりも自分のアイデアが優先です。アイデアと作品制作を楽しむワークショップです。
ワークショップ紹介記事
開催概要
毎週土曜日開催。
開催日程
2020年9月26日(土)、10月3日(土)、10月10日(土)
- 全ての日程に参加が難しい場合は補講も可能です。ご相談ください。
- 補講は30分程度の内容の場合は無料です。1時間を超える講義や実習の場合は別途9,000円をお願いしています。
- 10時開始、17時ごろ終了予定。
- 場所:アトリエオルト(南青山)
- 参加費:37,000円
過去にアナログ写真ワークショップに参加された方;32,000円
(フィルム、現像、プリント含む全ての材料費込み・税込) - 講師:大藤健士
- 協力:Silversalt Hisayoshi Osawa Photography
ワークショップ参加方法
参加希望の方は以下の申し込みフォームよりお申し込みください。
- 申し込みフォームを送信後、折り返しこちらから詳細をご連絡いたします。もし2日以内にメールが届かない場合はお手数ですが下記メールアドレスまでご連絡ください。東京オルタナ写真部:info@tokyoaltphoto.com
おすすめフィルムカメラ
次の記事で東京オルタナ写真部のおすすめフィルムカメラを紹介しています。ぜひカメラ選びの参考にしてください。