古典的な写真印画技法の「サイアノタイプ」でTシャツにプリントするワークショップです。
サイアノタイプ(青写真)+Tシャツ+名画
名画を古典技法でプリントするワークショップ。今回はTシャツを作ります。絵柄は、アルブレヒト・デューラーの作品です。着られる歴史的名画!
アルブレヒト・デューラー
アルブレヒト・デューラー(1471年 - 1528年)は、ルネッサンス期のドイツを代表する画家です。当時の最先端のイタリアの美術に憧れ、美の謎を手に入れようと苦闘したデューラーの作品には、独特の誠実な輝きがあります。
今回はデューラーの版画、素描作品からTシャツに合いそうな絵柄をセレクトしました。
ワークショップ概要
サイアノタイプ(青写真)Tシャツワークショップ
古典写真技法のサイアノタイプ、青写真の美しい色を引き出す制作技法を解説します。今回はTシャツに仕上げます。
- サイアノタイプでプリントTシャツを制作します。
- 絵柄の候補とTシャツサイズを選んでいただきます。
- 基本はひとり1点の制作ですが、参加人数によっては複数点数の制作も可能です。
作品探索&ディスカッション
時間が許せば、他のデューラー作品を一緒に鑑賞し、北方ルネッサンスについてディスカッションしたいと思います。
プリント絵柄候補
プリントする絵柄は以下から選択していただけます。
プリントサイズイメージ
絵柄の大きさは、おおよそB5~A4サイズになります。Tシャツサイズは基本はS、M、Lですが、それ以外のサイズでも可能です。
プリント絵柄
開催概要
- 日時:2025年2月8日(土)
14時開始。17時頃終了予定。 - 場所:ファクトリーズトーキョー :京王線『千歳烏山』駅から徒歩10分
- 参加費:10,000円(プリント1点分の材料費込み・税込み)
- 講師:大藤健士
参加方法
参加希望の方は以下の申し込みフォームよりお申し込みください。
申し込みフォームを送信後、折り返しこちらから詳細をご連絡いたします。もし2日以内にメールが届かない場合はお手数ですが下記メールアドレスまでご連絡ください。東京オルタナ写真部:info@tokyoaltphoto.com
関連記事
北方ルネッサンスの画家ディーリック・バウツ作品の批評記事。
アート批評ワークショップ「作品を見る/語る」より:見えるものを描くということ
わたしが見ているのは、ほんとうにわたしが見ているものなのだろうかワークショップ「作品を見る/語る」では進行役のわたし(大藤健士)も作品批評を書きます。国立西洋美術館の常設展で、ド派手なルネッサンス絵画に囲まれてひっそり展示されていた、キリストと聖母マリアの絵。ぱっと見たところ中世っぽい感じの絵なのですが、異様ななまなましさを感じて立ち止まってしまいました。この絵からひしひしと感じる信じられないほどの悲痛さ。でもこれは570年前のヨーロッパで描かれた絵です。当時この絵を描いた人もこの絵を見た人も、...