白黒写真やカラー写真ならまだわかるけれど、
「青写真」っていったいなんでしょうか。


言葉のアヤのようなものでしょうか?
だったらその語源は?


じつは、「青写真」はりっぱな写真です。
いわゆる白黒写真(銀塩モノクロ)よりもずっと昔の写真なんです。


 

 計画を立てることやプランを練ることを「青写真を描く」などと言いますね。 でも、青写真ってなんだろう?と思ったことはありませんか?

 青写真、実はもともとはれっきとした写真です。 サイアノタイプと呼ばれ、1842年にイギリスで発明された写真印画技術です。 そもそも写真が発明されたのが1839年頃ですから、サイアノタイプは、とても古く由緒正しい写真技法なのです。

サイアノタイプは材料が安価なため、図面をコピーする技術として普及しました。それが「青写真=図面・設計図」となり、転じて計画を練ることの意味として使われるようになったわけです。

 しかしやがて1950年代に複写機が発達・普及し始めて青写真はだんだん使われなくなりました。 それでも言葉だけは残ったんですね。

cyanotype study


サイアノタイプ完成。 大人の日光写真…?   

 ところで、自分が子どもの頃はまだ、雑誌の付録に「日光写真」がありましたが、いまはどうなんでしょうね。印画紙にタネ版(ネガ)を重ねて太陽の光に数分あてると絵が出る日光写真、ご存知でしょうか。 この日光写真こそ、実はサイアノタイプなのです!

東京オルタナ写真部「大人の日光写真講座」。
近く開催してみたいと思います。

 


開催予定のワークショップは「現在募集中のワークショップ」のページをごらんください。

現在募集中のワークショップ

 

サイアノタイプ・プリント作業中  

 

27, 2/25/00, 2:36 PM, 8G, 4387x5850 (75+100), 75%, Sullivan, 1/20, R328, G274, B620,

盲目の写真家John Dugdaleによるサイアノタイプ作品

 

 

In Life's Evening Hour, photographer John Dugdale invites us to explore liminal territory - the real between sight and blindness, between day and night, between physical and emotional.
Cyanotypes are amazingly fun works of art which can be made by pretty much any age group.