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画作りの「攻める写真露出」:センシトメトリーと特性曲線
フィルム写真の謎を解明する方法「センシトメトリー」の実践ワークショップ。おそらく過去に例のない内容のワークショップです。
かっこいい銀塩白黒写真。どうやったらあんなプリントが作れるのか、ぜんぜんわからない!私も長く悩みました。しかし答えは意外とシンプルです。かっこいい写真の秘密はネガです。ネガフィルムにどう写っているかで写真のかっこよさは決まります。
「かっこいい写真はネガフィルムにかっこよく写っている」
なるほど、でもフィルムにかっこよく写すってどういうことなのか?これも答えはシンプルです。かっこいい写りは露出にかかっています。
「でも露出ってカメラで自動にできるのでは?」
もちろんカメラの自動露出でも写真は写ります。しかし、かっこいい写りのためには狙い通りの画を作るマニュアル露出が必要になります。狙って攻めるマニュアル露出。
絶対できる写真露出完璧作戦:後出しジャンケン
「攻める露出」といっても何かと勝負するわけではなく、後出しジャンケンみたいなものです。失敗しません。必ず成功します。
写真の露出を後出しジャンケンにするには、先に露出のテストをしておきます。それだけ。たったそれだけで、筆で画を描くようにかっこいい写真を撮影できるようになります。もう撮影時に露出で悩まなくてよくなります。
この露出のテスト=センシトメトリーテストを、ワークショップでやってみましょう!
センシトメトリーと特性曲線について
聞き慣れない専門用語ですが、要するに、露出を当てずっぽうではなく後出しジャンケンにする方法です。先に答えを調べておけば撮影のときに画づくりだけに集中できます。
センシトメトリーとはフィルムの感度を測定することで、特性曲線を描くことによって正確に調べることができます。
ゾーンシステムの基本について
このワークショップはゾーンシステムの基本を踏まえた応用的な内容となっています。そのため、このワークショップではゾーンシステムの基本の解説は行いません。ゾーンシステムの概略から知りたい方はアナログ写真ワークショップ:基礎クラスからの受講をおすすめします。
ワークショップ内容
- WS0:事前準備
- テストするフィルムと現像液の相談、機材のチェックなどをメールで事前に行います。
- WS1:センシトメトリー解説
- 写真必勝ルール、センシトメトリーとかっこいい写真の関係について解説します。
- WS2:センシトメトリーテスト実習①
- 写真露出を後出しジャンケンにするためのテストをやってみます。
- 写真露出を後出しジャンケンにするためのテストをやってみます。
- WS3:センシトメトリーテスト実習②
- WS2で作ったテストフィルムを計測し、評価します。
- N±現像テクニックの解説。
開催概要
- 日時:2024年7月20日(土)、7月21日(日)、7月27日(土)全3回
- 14時開始、17時ごろ終了予定。
- 参加費:32,000円(税込)
- ワークショップの性質上、フィルムと現像液は各自で用意していただきます。事前に相談します!
- 場所:Silversalt(西荻窪)
- 講師:大藤健士 ティム・モーグ (Silversalt)
ワークショップ参加方法
参加希望の方は以下の申し込みフォームよりお申し込みください。
申し込みフォームを送信後、折り返しこちらから詳細をご連絡いたします。もし2日以内にメールが届かない場合はお手数ですが下記メールアドレスまでご連絡ください。
東京オルタナ写真部:info@tokyoaltphoto.com
ご参加にあたって
このワークショップの対象者
このワークショップは、小型タンクを使った白黒フィルムの自家現像の経験者であり、ゾーンシステムの基本を理解されている方が対象になります。過去に東京オルタナ写真部のアナログ写真ワークショップ:基礎クラスを受講された方でしたら、もちろん問題なくご参加いただけます!それ以外の方の場合は、なるべく基礎クラスから受講して頂いたほうが、より確実に内容を理解していただけると思われます。
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