PENTAX、フィルムカメラ作るってよ!
PENTAXが「フィルムカメラプロジェクト」を発表しました。フィルムカメラを新たに開発したいと。お、おま正気か!
フィルムで写真を撮る理由は様々あると思いますが、私の場合はフィルムの方が確実で早いからです。写真フィルムは最強の画像エンジンなので、狙い通りに撮れば狙った以上にかっこいい画になります。超、楽。早い。
そんなつよつよなフィルム写真ですが、カメラが中古しかないのは悩みどころ。撮影中にトラブルが起こらないように気を使うこともままあります。新しいカメラがあったらな…とはフィルム写真好きのだれもが思うこと。そんな中、突如として発表されたPENTAXの「フィルムカメラプロジェクト」!
PENTAXブランドにて新たにフィルムカメラ開発へのチャレンジを宣言させて頂きます。
PENTAXブランドにて"フィルムカメラプロジェクト "開始 「赤羽 昇 代表取締役社長よりメッセージ」
(つд⊂)ゴシゴシ(;゚Д゚) …!?おお!
さてここでペンタックスとは…なんて話は他にゆずるとして、いったいどんなカメラを作る気なのか?実はこのプロジェクト、いまのところまだ「やる気の宣言」の段階です。カメラの開発や発売が決まったわけではない。本当に進めるかは、ユーザーの反響を聴きながら、ということのようです。
ということはですよ!自分が欲しいカメラがあったら、いま言えば作ってくれるかも!と、そんわけはないのですが、妄想するのは勝手!こんなカメラがあったらいいな!
このビデオでプロジェクトの主旨を説明していますが、それによると
「昔の機種の復刻ではない。今の時代の新しいフィルムカメラを作りたい。」
「まずはフィルムコンパクトカメラ、続けてハイエンドなモデル、一眼レフ、ゆくゆくはフルメカニカルの一眼レフというロードマップを描き、一歩ずつ進んでいきたい。」
おう、なるほど!では妄想新開発カメラは、コンパクトカメラから!
PENTAX新開発フィルムカメラ、勝手に妄想大会
コンパクトカメラ:普及版
これはね、もうね、ハーフサイズでしょう!スマホで写真や動画を撮るのがふつうの世代にとって縦位置フレームは当たりまえ!しかも36枚撮りフィルムで72枚撮れるんですよ!ハーフサイズのカメラ、かわいいし!
コンパクトカメラ:ハイエンド機
これはレンズ固定のレンジファインダーカメラですかね。Rollei35やCONTAX Tみたいなギミック感あるカメラがいいですね!
かっこいい写真のための一眼レフカメラとは
一眼レフカメラといえば、東京オルタナ写真部が総力上げてまとめた「おすすめフィルムカメラ」リスト。実はこのリストを作る際に基準にした機能があります。
その機能とは…
▶ 露出計がメーター表示(追針式)で、絞り±2段分を表示できること。
これはとくに白黒フィルムでかっこいい写真を撮るために必要な機能です。
一眼レフカメラ:普及版とフルメカニカル版
プロジェクト予告ビデオでは「まず一眼レフカメラを作り、そしてゆくゆくはフルメカニカルの一眼レフを」とのことですが、フルメカニカルじゃない一眼レフのほうが簡単に作れるの?
うーん、フルメカニカルじゃない一眼レフというのがよくわからない。電池がないとシャッターが切れないカメラのこと?たぶんそうでしょうね。
ということは、ここで言われているフルメカニカルカメラとは電池なしでシャッターが切れる。つまりバネ駆動だけでフォーカルプレーンシャッターの精度を出せるカメラ。なるほど、たしかにそれは機械式カメラの最高峰な感じある。
ともあれ、東京オルタナ写真部が考える、かっこいい写真のためのカメラに必要な性能は以下の3つです。
- 内蔵露出計が追針式で±2ストップ以上計測できること
- フルマニュアルで操作できること
- 信頼できること。
もちろん見た目がかっこよければなお良し!
PENTAX(リコーイメージング)の「フィルムカメラプロジェクト」。良い続報を期待したいですね!!