アナログ写真ワークショップ
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アドバンストクラス :対面&オンライン ハイブリッド開催
アナログ白黒写真の表現技法を完全解説するアドバンストクラス。対面とオンラインで同時開催します!両方を自由に組み合わせてご参加いただけます。
- ワークショップ会場にて、対面とオンラインの両方でワークショップを行います。
- 日程のご都合にあわせて、対面とオンラインの両方を組み合わせてご参加いただくことができます。
- 参加者はワークショップの録画を視聴をすることができます。そのため、開催の時間帯に都合の合わない方もご参加可能です。もちろん、内容の復習にも利用していただけます。
- 過去の開催では前半と後半に分けていた内容を合わせて全て行います。またさらにテスト撮影の実習を加えました。
ワークショップ内容 :完全なトーンのために!
- 完全なトーンコントロールを目的に、銀塩白黒写真の技術を解説します。
- 白黒写真が表現できるのは、白から黒のトーンだけです。
- 美しいトーンを作るための写真の「技法」を理解していきます。
- 写真の芸術性は、プリントのトーンによって表現されます。
- 写真のトーン再現は技術です。技術は合理的に理解することができます。
- 銀塩白黒写真のトーンは、ネガの段階で決定しています。
- ネガ現像を終えた時点で、その写真のトーンはほぼ決定しています。
- プリントはネガのトーンを整える作業です。この段階で調整できることは非常に限定的です。
- そのため、このクラスでは撮影からフィルム現像までを中心に解説します。
- 写真におけるアート性とトーン表現
- 技法のメカニズムについては完全に合理的に解説しますが、技法はそれ自体は意味はありません。
- 技法を表現として使うために、写真のアートのためのトーンコントロールを理解していきます。
- 写真のアート性とは何か
- 写真について考えるための歴史を理解します。
- 単なる年表的理解ではなく、表現する写真家にとって本当に意味のある写真史を始めます。
- ワークショップ 開催授業数
- 1コマ/90分を区切りにして、全16コマ開催します。
- 開催日程は4日間です。毎週土曜日開催。
開催概要
- 日時:2020年11月21日(土)、28日(土) 12月 5日(土)、12日(土)
10時開始。17時頃終了予定。 - 場所:アトリエオルト(南青山)
- 参加費:77,000円(税込)- 63,000円(過去にアナログ写真ワークショップに参加された方)
- 講師:大藤健士 ティム・モーグ (Silversalt)
- 協力:Silversalt Hisayoshi Osawa Photography
オンラインでの参加について
開催時刻に参加できない場合でも、レクチャーやディスカッションの内容を録画で視聴できます。
Google Meetを利用します。インターネット接続とウェブブラウザだけで参加できます。カメラとマイクが端末に内蔵されていない場合は別途ご用意ください。
オンライン配信デモ映像
東京オルタナ写真部 アナログ写真ワークショップ 映像配信サンプル
参加方法
参加希望の方は以下の申し込みフォームよりお申し込みください。
- 申し込みフォームを送信後、折り返しこちらから詳細をご連絡いたします。もし2日以内にメールが届かない場合はお手数ですが下記メールアドレスまでご連絡ください。東京オルタナ写真部:info@tokyoaltphoto.com
アドバンストクラス 内容紹介
白黒写真のトーン表現を完璧にコントロールする
- トーンが美しく写る「ゾーン」
- フィルムの本当の感度を知る方法
- フィルムのトーンカーブを理解してコントロールする。
センシトメトリーの技術解説
- フィルムの感度はどのように決まるか
- 現像液とフィルムの組み合わせで感度は決まる。
- ゾーンシステムを表現技法として使うために感度を知る。
- 感度とコントラストのテスト
- 自分でできるフィルム感度のテスト方法
写真を理解するための、写真家のための写真史
- 欧米の写真史
- 映像体験の始まりから写真の誕生までを考える。
- 写真の「ジャンル」はいつどこで生まれたのか。
- 「写真は芸術か」という議論の歴史
- アメリカの建国神話と写真。
- 日本の写真史
- 「写真」は"photograph"と同じではない。
- 一次資料から読み解く日本の写真受容史。
- 「芸術写真」はなぜ忘れ去られたのか。
- 私たちが知っている「写真」とは何か