このワークショップは定員に達しました。現在、キャンセル待ちの受付中です。

いきなり、かっこいい銀塩写真

まったく初心者が、いきなりかっこいい銀塩写真を作ることで定評のある「ほんとうにかっこいいアナログ写真ワークショップ」。リニューアルして内容をぐっと凝縮して、その名も「いきなりかっこいいアナログ写真ワークショップ」。

このワークショップでは、毎回、フィルム写真初心者が見事なプリントを作ってくれます。この下の写真も、白黒フィルム写真をほぼ初めて使ったという参加者の作品です。スキャン画像では銀塩プリントの深さや迫力をお見せできないのが残念です。デジタルにはない圧倒的本物感。ぜひ「いきなりかっこいいアナログ写真」をご自分で確かめてください。

 

東京オルタナ写真部ワークショップ実習作品 ©Yuko Suzuki

会場:
Silversalt(西荻窪)

日付:
2024年5月4日から全4回

かっこいい銀塩写真はどうすれば作れるのか。そのエッセンスを短期間でマスターします。たった4回でいきなり歴史的名作に迫る技術を習得できます。修行不要。作品クオリティまで爆速で到達。もちろん初心者のみなさん、大歓迎です。カメラを持ってなくても大丈夫。

 

銀塩白黒写真ワークショップ@Silversalt

ワークショップ会場は、日本でもっともアナログ写真に詳しい写真ショップSilversalt

アナログ写真は歴史的な技法であるだけでなく、その技術や表現技法は年々アップデートされ続けています。このワークショップではヨーロッパからSilversaltに届いた最新のアナログ写真関連製品の紹介・解説も行います。

銀塩モノクロ写真の魅力と謎

銀塩写真の魅力は、ナチュラルな階調とリッチな質感です。それによって版画にも似た美しい「写真」ができます。過去の名作写真を観察すると、必ずこの階調と質感を見つけることができます。たとえばエドワード・ウェストンの作品。この階調と質感!これらは歴史に残る美しい銀塩写真作品のひとつです。

ところで、もし白黒フィルムを使って写真を撮ったことがある人なら、できあがった自分の写真を見てがっかりしたことがあると思います。それは、どうやってもかっこいい写真にならないからです!

…どうやったらあんな写真になるのか?謎すぎる!

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Edward-Weston-1.jpg
エドワード・ウェストン Edward Weston

モノクロ写真の魅力

写真をただ「撮る」のではなく、「描くように写す」方法がわかれば、アナログ写真はとても楽しくなります。このワークショップでは、銀塩写真をコントールして表現する方法を初心者にもわかりやすく解説します。

デジタル写真にはない銀塩写真だけがもつ美しさがどこにあるのかを見て、自分で作ってみましょう。初めて聴く音楽の魅力が突然わかるという経験はだれもがしたことがあると思います。アナログ写真の美しさはまさにそれに似ています。いちどわかると、ちょっともとに戻れないかも…という感じです。

スマホで美しい写真が撮れる時代にわざわざフィルムで撮るんですから、アナログ写真でしかできないかっこいい写真を作りたいですよね!

新しいアナログ写真へ

私たちのワークショップでは、芸術性と技術をきちんと分けて扱います。そうしないと、何がアートで何が技術なのか、その境界がわらかなくなってしまうからです。

そのうえで、芸術的表現を支える技術を合理的に根拠を示しながら解説します。従来の日本の写真の常識とは異なる内容もありますが、現在の欧米レベルのアップデートされた知見を学ぶことができます。

フィルム:Rollei RPX100 現像液:東京パイロ
©東京オルタナ写真部

ワークショップ内容

  • このワークショップでは、美しい銀塩写真の作り方を基礎から解説します。
  • 初めてフィルムを触る方からご参加いただけます。フィルムカメラを持っていない方も参加可能です。無料で貸し出しします。
  • 美しい写真を作ることを目的に基礎から理解しなおすため、中級者の方でも楽しめる内容です。
  • アートと技法を明確に区別して解説します。写真のアート表現のために必要な技法を合理的に解説します。
  • これまで十分に理解されてこなかった、美しい写真の表現技法、露出とフィルム現像の関係をわかりやすく解説します。
  • ワークショップ参加者はグループ展にご参加いただけます。

ワークショップ参加者による体験記

 はじめに はじめまして、キムラマサヤです!はじめに簡単な自己紹介をしようと思います。僕は大学4年生で、銀塩写真は2年半ほどやっていて、現像もプリントも自分で行っています。今回参加した理由はいくつかあります。1つ目は卒業展示を考え始め、自分に基礎力がないなと感じたこと。2つ目は銀塩写真について情報を収集するものの、情報に戸惑うことが多かったこと。つまり情報があっても古かったり、同じ情報について三者三様の情報が出回っていたり。3つ目がオルタナティブプロセス(特にリスプリント)に興味があって、その足掛...

 

いきなりかっこいいアナログ写真WS開催概要

開催日程(全4回)

2024年月5月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)

  • 全ての日程に参加が難しい場合は補講も可能です。ご相談ください。
  • 補講は30分程度の内容の場合は無料です。1時間を超える講義や実習の場合は別途8,000円をお願いしています。
  • 4日、11日は14時から17時ごろまで。5日、12日は午前10時から。
  • 5月12日(日)に別途、写真暗室での印画紙プリントワークショップを開催します。そちらの参加は任意です。印画紙プリント実習の参加費は8,800円です。
  • 詳しい日程と時間は初回で相談します。
  • 参加費:30,000円(38,800円 印画紙プリント実習込み)
    税込、フィルム、現像薬品などの材料費込み/暗室プリント実習は別途
  • 場所:Silversalt(西荻窪)
  • 講師:大藤健士 ティム・モーグ (Silversalt)

 

ワークショップ申し込み

参加希望の方は以下の申し込みフォームよりお申し込みください。

  • 申し込みフォームを送信後、折り返しこちらから詳細をご連絡いたします。もし2日以内にメールが届かない場合はお手数ですが下記メールアドレスまでご連絡ください。東京オルタナ写真部:info@tokyoaltphoto.com

 

東京オルタナ写真部ワークショップ

アナログ写真ワークショップ:
全4回内容紹介

WS1:銀塩写真の技法

  • 技法を理解して銀塩写真を再発明してみる。
  • 初めてほんとうにわかる「かっこいい写真のためのゾーンシステム」
  • 描くように写す方法。

WS2:露出とフィルム現像(撮影実習)

  • 白黒フィルムで実際に撮影してみる
  • ほんとうに使えるゾーンシステムを使いこなす。
  • エドワード・ウェストン作品にもう謎はない。(自分も作れる)
アナログ写真ワークショップ:撮影実習

WS3:フィルム現像で画を作る(フィルム現像実習)

  • かっこいい画はフィルム現像で作られる。
  • 作品づくりのためのフィルム現像実習。
東京オルタナ写真部ワークショップより

WS4-1:暗室プリント実習(別途開催)

  • 写真暗室で印画紙プリントを制作します。
東京オルタナ写真部ワークショップより

WS4-2:作品講評

  • 最後は完成したプリントを持ち寄って講評会を行います。
フィルムを初めて触った参加者の初めての印画紙プリント:東京オルタナ写真部ワークショップ
東京オルタナ写真部ワークショップより