先日、世田谷の家具屋さん「巣巣」にて「オルタナティブ・プリント・ワークショップ Vol.1」と銘打ち、鶏卵紙(アルビューメンプリント)のワークショップを行いました。
予想外の好評ぶりで2回も追加開催をすることになりました。また、経験の有無に関わらず熱心な参加者の方たちに集まっていただき、とても充実したワークショップになりました。
今回のワークショップは単なる技法体験ではなく「美しくかっこいいプリントを目指す」ことをテーマにしました。素材や仕上げを工夫することによって、インクジェット・プリントや銀塩印画紙では出せない美しさを引き出すことができます。
今回初めての開催となった「オルタナティブ・プリント・ワークショップ」は今後も継続して開催する予定です。
その名の通り、他に見たことのないような写真表現を実践していきたいと思います。
手順を解説。
今回登場した”特殊機材”。布団圧縮袋としても使えます。
タングステン球で露光。(タングステンの光は近紫外線を含むので利用可)
露光中に、かっこいいプリントの極意を解説。
焼き上がり
仕上げを施して完成
写真技法の歴史と表現の関係について少しレクチャー。
次回は、サイアノタイプと手製本です。サイアノタイプでプリントした写真を手製本に仕立てる、なんとも贅沢な作品作りをやってみたいと思います。