もしかすると、いまどき銀塩写真を始めたいひとがいないとも限らない。

そんなわけで、最近の銀塩写真情報をぼちぼちとまとめていきます。


まずはカメラ編。

今回も銀塩カメラの世界では一人勝ちのトイカメラ。

新品フィルムカメラ、まだ買えます。

 


★フィルムカメラの現状

現在、フィルムカメラは店やオークションで中古を安く探せます。

じゃあフィルムカメラに新品はないのかというと、そんなことはなくまだ作っています。
…いや、まだ作ってるどころか、トイカメラは悪ノリにもほどがあるっていうくらいの充実ぶり。

前回のロモに続き、ロモグラフィー社がプロデュースするトイカメラの世界。前編。

 

■ロモグラフィー

ロモグラフィー社については前回、解説しました。
もういちど簡単に説明すると、ロシア革命の混乱の中で生み出された名作カメラを守るため、元AKBの怖い人…ちがう元KGBの怖い人と渡り合った勇者が起業した会社です。少しうそなので、前回の記事をご覧になってください。

そんなロモグラフィー社が扱うカメラのラインナップ紹介。2回目。


以下で紹介するカメラは、全てロモジャパンのサイトで通販可能です。
→ http://shop.lomography.com/jp

■Konstruktor DIY Kit

世界初!自分で組み立てられる一眼レフカメラキット!
ファインダーは上から覗く、ウエストレベルファインダー。
レンズは50mmF15と50mmF10が交換可能。
そのままだと意外なほどきれいに写るので、これは改造のしがいがありそう。

 

■Lomo Lubitel 166+

ソヴィエト連邦生まれの超軽量二眼レフカメラ。
120サイズ、35mmサイズ、どちらのフィルムでもOK。
カメラ史に前例のない(?)120サイズフィルムの巻き戻し機能搭載。
ちなみに新品価格で比べると、Rollei二眼レフの1/30の値段。

 

■Belair X 6-12 City Slicker

ロモグラフィー社が開発した折りたたみ式パノラマカメラ。
120サイズ、35mmサイズ使用可。
レンズ交換可。自動露出。
6x6、6x9、6x12フォーマット切り替え。
レンズラインナップは58mm、90mm、114mm。
すごい…楽しそうなカメラ。
ちなみに新品価格で比べると、ホースマンSWの…ってもういいか。
安い。だけどかっこいい写真を撮るのに不足ない性能。

■La Sardinaシリーズ

オイルサーディンの缶にレンズがついたみたいなカメラ。広角レンズ搭載。
スペシャルエディション多数!

上記で紹介したカメラは、全てロモジャパンのサイトで通販可能です。
→ http://shop.lomography.com/jp

銀塩写真の最近の情報をまとめるシリーズ、フィルムカメラ編。
とうとう踏み入れてしまったトイカメラ。
現行で販売されていて新品で買えるフィルムカメラだけ紹介していますが、次回もロモグラフィー社の進撃は続きます。


「銀塩写真を始めたい人へ」記事は、ぼちぼち更新していきます。
現在入手可能なもので銀塩写真を始められるように情報をまとめていきます。(簡単にね)

まずはフィルムカメラ編。
それからあとは
フィルム編
フィルム現像編
プリント編(銀塩印画紙、デジタル)
とぼちぼちと続く予定です。

ではでは。