プリントスタディ 4月:「ラファエル前派の軌跡」展
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東京オルタナ写真部では、アナログ写真ワークショップ参加者によるグループ展を年に2回開催しています。参加者の制作プロジェクトを講評する機会を「プリントスタディ」として設けてきました。
グループ展参加作品のレベル向上にともない、プリントスタディを定期的に開催し、より充実したものにしたいと思います。主な内容は以下の2点になります。
次回グループ展に向けて、それぞれの制作プロジェクトの内容を講評し合います。ここに持ってきてもらうプロジェクトは構想段階でも大丈夫です。自分が目指すものが何なのか、時間をかけて深めていく機会を作りたいと思います。
もうひとつは、参加者みんなで作品批評をやってみます。 いまの私たちの批評する文化や言葉はとても貧弱です。きちんと見たものについて、きちんと言葉を交わす場を持ちたいと思います。
これは『明るい部屋』読書会で、みんなで考え合い、言葉を交わすことでとても深い理解が可能になった経験から構想しました。きっと、とても面白くなると思います。ぜひご参加ください!
前回のプリントスタディ「写真の起源 英国」展が取り上げたビクトリア朝時代のイギリス。まさにその時代にイギリスを席巻した美術運動「ラファエル前派」。ジュリア・マーガレット・キャメロンやチャールズ・ドジソン(ルイス・キャロル)などのイギリスの初期写真家たちにも影響を与えました。
この展示では美術批評家ジョン・ラスキンを軸に、ラファエル前派の発足からアーツ・アンド・クラフツ運動までを概観できる展示になっているようです。「写真の起源 英国」展では解説されなかった、ヴィクトリア朝の人々の芸術観や思想に触れることが期待できそうです。
プリントスタディに参加される方は、なるべく当該展覧会をご覧になったうえでお越しください。
2019年月4月27日(土)18:00~