アナログ写真WS:アドバンストクラス II
「完全なトーンのために」
現在募集中のワークショップについて
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- 銀塩白黒写真ワークショップ、アドバンストクラス(後篇) 全4回。
- アドバンストクラスでは、写真家にほんとうに必要な「銀塩写真の技法」の完全解説を目指します。
- このアドバンストクラスIIでは、フィルム現像の理解をさらに進め、完全な明暗のコントロールを学びます。
- ゾーンシステムの概略を理解されている方が対象になります。
- ただし、講義は従来の日本のゾーンシステム理解とは一線を画する内容になるため、他でゾーンシステムを学ばれた方は若干混乱する場合があります。
- 基礎クラスである「アナログ写真ワークショップ」を先に受講されることをおすすめします。また「アドバンストクラスI」をすでに受講されていると、より内容を理解しやすくなります。
- 「写真史」では単なる年表的な記述ではなく、表現する写真家のための写真史を講義します。
Ansel Adams' Zone System: Joshua Tree
ワークショップ内容:完全なトーンのために!
- コントラスト・コントロール
- なぜコントラストコントロールが重要なのか。
- 写真はビジュアルアートの技法のひとつです。
- 美しいトーンを作るためには、写真の「技法」を理解することが必要です。
- 写真の芸術性は、プリントのトーンによって表現されます。
- 写真のトーン再現は技術です。技術は合理的に解説でき、また理解できます。
- 銀塩白黒写真のトーンは、ネガの段階で決定しています。
- ネガ現像を終えた時点で、その写真のトーンはほぼ決定しています。
- そのため、このクラスではネガフィルムのトーンを完全にコントロールする方法について解説します。
開催概要
- 日時:7月28日(土)、8月4日(土)、8月25日(土)、9月1日(土)
14時開始。各回約3時間の予定です。 - 場所:アトリエオルト(南青山)
- 参加費:44,000円(税込)- 36,000円(過去にアナログ写真ワークショップに参加された方)
- 講師:大藤健士 ティム・モーグ (Silversalt)
- 協力:Silversalt Hisayoshi Osawa Photography
参加方法
参加希望の方は以下の申し込みフォームよりお申し込みください。
- 申し込みフォームを送信後、折り返しこちらから詳細をご連絡いたします。もし2日以内にメールが届かない場合はお手数ですが下記メールアドレスまでご連絡ください。
東京オルタナ写真部:info@tokyoaltphoto.com
■アナログ写真のコントラスト・コントロール
なぜコントラスト・コントロールが重要なのか
- 写真の明暗をコントロールする。
- フィルム現像によるコントラスト・コントロール
- フラッシング(プレ露光)によるコントラスト・コントロール
- 低照度での露出決定
■フィルム現像では何が起こっているのか
- フィルム現像の基本の要素
- 銀、ゼラチン、エマルジョン
- 現像液について
- 現像液の構成とpH
- フィルム現像液の種類と特徴
■写真家のための写真史(2回)
- 欧米の写真史
- 写真の「ジャンル」はいつどこで生まれたのか。
- 「写真は芸術か」という議論の歴史
- アメリカの建国神話と写真。
- 日本の写真史
- 「写真」は"photograph"と同じではない。
- 一次資料から読み解く日本の写真受容史。
- 「芸術写真」はなぜ忘れ去られたのか。
- 私たちが知っていると信じている「写真」とは何か
■東京オルタナ写真部ワークショップ構成
東京オルタナ写真部のワークショップは上記のような構成になっています。詳しくはワークショップのページをご参照ください。 過去のワークショップ情報はこちらをごらんください。 「オルタナティブ・プリント・ワークショップ」
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