Analog Photography WorkShop: Advanced Class II
アナログ写真WS:アドバンストクラス II
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現在募集中のワークショップ
アナログ写真ワークショップ:アドバンストクラスII
- 銀塩白黒写真ワークショップ、アドバンストクラス(後篇) 全4回。
- アドバンストクラスでは、写真家にほんとうに必要な「銀塩写真の技法」の完全解説を目指します。
- このアドバンストクラスIIでは、フィルム現像の理解をさらに進め、完全な明暗のコントロールを学びます。
- ゾーンシステムの概略を理解されている方が対象になります。
- ただし、講義は従来の日本のゾーンシステム理解とは一線を画する内容になるため、他でゾーンシステムを学ばれた方は若干混乱する場合があります。
- 基礎クラスである「アナログ写真ワークショップ」を先に受講されることをおすすめします。また「アドバンストクラスI」をすでに受講されていると、より内容を理解しやすくなります。
- 「写真史」では単なる年表的な記述ではなく、表現する写真家のための写真史を講義します。
ワークショップ内容:完全なトーンのために!
- コントラスト・コントロール
- なぜコントラストコントロールが重要なのか。
- 写真はビジュアルアートの技法のひとつです。
- 美しいトーンを作るためには、写真の「技法」を理解することが必要です。
- 写真の芸術性は、プリントのトーンによって表現されます。
- 写真のトーン再現は技術です。技術は合理的に解説でき、また理解できます。
- 銀塩白黒写真のトーンは、ネガの段階で決定しています。
- ネガ現像を終えた時点で、その写真のトーンはほぼ決定しています。
- そのため、このクラスではネガフィルムのトーンを完全にコントロールする方法について解説します。
- 写真の明暗をコントロールする。
- フィルム現像によるコントラスト・コントロール
- フラッシング(プレ露光)によるコントラスト・コントロール
- 低照度での露出決定
フィルム現像では何が起こっているのか
- フィルム現像の基本の要素
- 銀、ゼラチン、エマルジョン
- 現像液について
- 現像液の構成とpH
- フィルム現像液の種類と特徴
写真家のための写真史(2回)
- 欧米の写真史
- 写真の「ジャンル」はいつどこで生まれたのか。
- 「写真は芸術か」という議論の歴史
- アメリカの建国神話と写真。
- 日本の写真史
- 「写真」は"photograph"と同じではない。
- 一次資料から読み解く日本の写真受容史。
- 「芸術写真」はなぜ忘れ去られたのか。
- 私たちが知っていると信じている「写真」とは何か
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