け、携帯のカメラが、た、楽しいわけじゃないんだからねっ(2)

Camera Geniusを使ってiPhoneで撮影。

桜の幹の猿の腰掛け

1から続く

iPhoneのカメラアプリ紹介の続き。

◉ Camera Genius

    

ともかく、iPhoneに最初から付属しているカメラアプリのことは忘れよう。

Camera GeniusはiPhoneカメラを完全に作り直している。これは、たしかにカメラだ。

いちばん気が利いているのは、フォーカスと露出を画面内の別々の場所に設定できること。

画像エフェクトのFilterも充実している。これで85円は申し訳ないほど安い。iPhoneを持っていてこのアプリを購入しない理由をちょっと思いつけない。

他のカメラ機能は、声や音に反応するシャッター、セルフタイマー、手ぶれ防止、グリッド表示、などなど。

これは、以前に撮った写真をcamera geniusで加工したもの。
オリジナルは35mm白黒film撮影。

エミリ・ブロンテ『嵐が丘』の舞台になったヒースの荒野

◉ Pocket Light Meter

    

そうは言っても、やはり携帯電話にカメラが付いている必要はあまりないと思う。
しかし露出計は付いているべきだ。

だいとうが持っているカメラはほとんど露出計が内蔵されていない。内蔵されているものも、かなり適当。カメラの他にメーターまで持ち歩く気がしないので、結局、カメラを持ち歩くことはほとんどない。しかし携帯電話が露出計になるのなら、少し考え直そうと思う。

入射光で測定できない。測定値がいいかげんだからポジでは使えない。と、レビューを書いているユーザがいるが、気にすることはない。おそらく露出計の使い方が下手なだけだろう。
SEKONIC L-758Dと測定値を比較してみたが、誤差はない。
また、どうしても入射で測定したければ、グレーカードを一緒に持ち歩けばいい。
(事前にグレーカードとの差を計測しておけば、自分の手の甲でも代用できる。)

さらにもうひとつ、かっこいい機能がある。
いま、携帯電話で撮影した写真にはジオタグ(位置情報タグ)が付いていて、撮影した場所の確認ができるのが普通になっている。だけど当然ながら、filmで撮影した写真に、そんな情報を埋め込むことはできない。しかしこの露出計はそれを可能にする。

つまり、露出を計測したシーンをそのまま撮影し、それにジオタグをつけて保存する機能があるのだ。撮影日時ももちろん記録できる。だから、filmカメラを持って何日も移動しながら撮影するような場合も、この露出計を使えば、全てのショットの位置情報を後から確認することができる。

このアプリは本当にすばらしい。

◉ Darkroom Calculator

    

暗室用計算機。
さすがに携帯電話の機能として必要だとはとても思えないが、かといってこんな計算機はほかで手に入らない。

だいとうはプリント作業用に1/6ステップの露出時間表を作って暗室の壁に貼っているが、このアプリは1/24ステップまで計算できる。しかも積算可。

できればタイマーの機能もつけてほしかった。

暗室でプリント作成をしたことのない人にはなんのことかさっぱりわからないかもしれないが、例えば露光時間180秒のプリントをもう2/3ステップ焼き込みたいとき、あと何秒露光すればいいか、ということを計算してくれるアプリ。(この場合は106.3秒。)

き、きのうからいろいろ調べたからほめてほしいとか、そ、そういうんじゃないんだからねっ

 

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