もしかすると、いまどき銀塩写真を始めたいひとがいないとも限らない。

そんなわけで、最近の銀塩写真情報をぼちぼちとまとめていきます。

まずはカメラ編。

今回も銀塩カメラの世界では一人勝ちのトイカメラ。

新品フィルムカメラ、まだ買えます。

【記事更新】おすすめカメラを厳選しました!↓

 

 

銀塩写真を始めたい人へ:厳選!!おすすめフィルムカメラ


★フィルムカメラの現状

現在、フィルムカメラは店やオークションで中古を安く探せます。

じゃあフィルムカメラに新品はないのかというと、そんなことはなくまだ作っています。
…いや、まだ作ってるどころか、トイカメラは悪ノリにもほどがあるっていうくらいの充実ぶり。

今回はロモ。
嗚呼、郷愁のソヴィエト連邦!

■ロモ LOMO

★ロモについて

ロモ社の創業はロシア革命前夜の1914年。ソヴィエト成立後は映画カメラや映写機を製造していました。

巨匠エイゼンシュタイン監督の大傑作映画『戦艦ポチョムキン』もロモ製映写機によりロシアの全国津々浦々で上映されたそうです。(『Lomo LC-A Big Book 』参照)

https://youtu.be/laJ_1P-Py2k

ロモ社は現在もロシア有数の光学メーカーですが、いまはカメラの製造は行っていません。われわれにとって問題のカメラ「ロモ」とはロモ社が1983年に製造したカメラLC-Aに端を発しています。

1980年代といえば、日本製を始めとした高性能カメラが当たり前に手に入るようになっていました。しかし、高度に調整されたレンズは、言うならば「消臭」された写りしかしませんでした。それに比べて、もう当時は珍しいほど設計レベルの低いカメラ、ロモLC-Aはヨーロッパでカルト的な人気を博すことになりました。

ロモLC-Aについて詳しくは→ http://bit.ly/1hkPrNS

現在の「ロモ」カメラは、LC-Aファンだったオーストリア人が起業したロモグラフィー社が製造しています。当初、ロモグラフィーはLC-Aの販売契約をゲットするためにサンクトペテルブルグへ出向き、当時の副市長と交渉。その副市長との会談の様子はこちら。

副市長?ど…どこかで見た人がいる!

プーチン!

 

ロモ社がLC-Aを製造終了後は、ロモグラフィー社が製造を引き継ぎ現在に至ります。

ロモグラフィー社について詳しくは→http://bit.ly/1bvkcPv

ロモグラフィー社公式サイト http://www.lomography.com/

 

LOMOラインナップ

以下で紹介するカメラは、全てロモグラフィー・オンラインショップで通販可能です。→ http://shop.lomography.com/jp

 

■Lomo LC-A+

 

■LOMO LC-A+ 20th Anniversary Edition

■Lomo LC-A+ Russia Day

■Lomo LC-Wide

■アダプター多数!

使い方のよくわからないものもたくさん。

 

■Lomo LC-A Big Book

ロモ史

 

■LomoKino

映画撮影カメラ!!もちろんフィルム使用!

ロシア!ソヴィエト!映画!!

銀塩写真の最近の情報をまとめるシリーズ、フィルムカメラ編。
とうとう踏み入れてしまったトイカメラ。
現行で販売されていて新品で買えるフィルムカメラだけ紹介していますが、次回もロモグラフィー社の進撃は続きます。


「銀塩写真を始めたい人へ」記事は、ぼちぼち更新していきます。
現在入手可能なもので銀塩写真を始められるように情報をまとめていきます。(簡単にね。)