作品集制作とデジタル処理 / Photoshop講座:モノクロ画像処理

作品集制作を目標にしたレッスンを行っています。

まず、撮影後の画像処理をイメージしてもらうためにPhotoshop CS5で実際に画像処理をしてみました。


今回はモノクロ画像処理をやってみたので、その内容を少しご紹介します。


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この写真は1915年ごろの撮影で、ガラスネガから鶏卵紙にプリントされたもの。
と言われれば、まあそうかな(?)という感じですが、もとはだいとうがコンパクトデジカメで撮影したスナップ写真です。

東京オルタナ写真部

Photoshopを使って、この画像をビンテージ写真風に処理していきます。

まず、全体のトーンの調整と、ディテールの調整。
それから建物壁面の看板を消去。

次にモノクロ化。
単にグレースケールに変換するのではなく、白黒Filmで撮影する時のように
カラーFilterを調整してモノクロのトーンを決定する。(画像はRGBのまま)

廃屋の寂れた感じを強調するために、画面左側の新しい柵を消去。
さらにデジタルっぽさを消すような調整をして完成。

今回は作品集制作を目標にする人のためのphotoshop講座でした。

撮影した写真は言わば生(レア)な状態です。
そのため、写真のテーマを十分に構成するためには、画像処理の工程が必要です。アナログ写真の工程にならって、デジタルでもこの作業を現像処理といいます。

デジタル現像処理の注意点は、どんな処理でも簡単にできてしまうので、やりすぎてしまわないようにすることです。派手な写真は目を引きますが、すぐに飽きます。それにまた、見た目の派手さに負けて写真のテーマが薄くなってしまうこともよくあります。
そうなると、「作品集」ではなく、単なるデジタル加工画像の羅列になってしまいます。

作品集を作るにあたっては、デジタル加工の自由さにテーマが負けてしまわないように注意が必要になります。

〈参考記事〉

◉作品集制作とデジタル処理 /
Photoshop講座:レイヤー

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